センター長 ご挨拶

医誠会病院 レディスセンター センター長 金岡 靖

医誠会病院 レディスセンター センター長 金岡 靖

センター長の金岡 靖です。
落ち着いた環境で外来診察が受けられるようにレディスセンターは他の診療科とは独立した階で婦人科乳腺外科の診療を行っています。婦人科の常勤医3名のうち1名、乳腺外科の常勤医2名のうち1名は女性です。乳腺外科はホームページを更新したばかりですので、今回は婦人科の紹介をしたいと思います。

しばらく休眠していた婦人科が平成21年5月に再開されてからすでに8年余りが経過しました。婦人科手術に加えてマイクロ波子宮内膜アブレーション(MEA)を行える環境を整えるため多少手間取りました。ほどなく、婦人科腹腔鏡下手術の技術認定医であり経験豊富な井本広済先生が着任しました。以来、MEAと腹腔鏡下手術を2本柱に低侵襲手術の実績を積み上げてきました。さらに腹腔鏡下手術に加えて膣式手術について確かな技術をお持ちの谷 杏奈先生が着任してから1年以上が経過しました。3人の常勤医で手術ができるようなり医療チームとしてのパワーアップを実感しています。

当科で腹腔鏡下子宮全摘術などの腹腔鏡下手術を受けていただく場合、入院は3泊4日です。MEAは1泊2日の入院です。ほぼ100%がクリニカルパスを逸脱することなく退院していただいている結果、2017年1年間の平均在院日数は3.5日となっています。1泊2日のMEAが100件以上あるのに平均すると3.5日になってしまうのは、巨大な婦人科腫瘍などに対して行う開腹手術の入院日数が反映されているからです。

私自身は当院へ着任する前は大学医局に所属し、婦人科腫瘍の治療を専門としながら、子宮筋腫や子宮腺筋症に伴う過多月経を2.45GHzのマイクロ波で治療するマイクロ波子宮内膜アブレーション(MEA)の開発を行い先進医療に承認されました。症例数は10年間で100例と細々とした歩みでした。しかし、現在では保険診療として行うMEAは当院でも増加し年間120例(2017年)に達しています。自分が開発した新しい医療技術が普及するさまを実時間で体験できるのは不思議な感覚です。
ではレディスセンターでお会いしましょう。