医誠会病院 連携部門紹介
病理検査センター 医誠会病院 病理検査センター »
業務内容として
病理解剖部門・外科病理部門(迅速診断を含む)・細胞診部門(迅速診断を含む)
部門の説明
来院の皆様には直接お会いすることはめったにありませんが、受診された方々がときに経験する事のある組織(例えば、乳腺のしこり)や細胞の検査(例えば、尿中の癌細胞の検査、痰内の癌細胞の検査)、胃や大腸の内視鏡の検査時に採取したもの、廣くは摘出手術材料の全ての臓器を肉眼的、顕微鏡的に詳細な検査をしている部門です。いまや医誠会病院の屋台骨を支えているのがこの病理検査センターです。
がん放射線治療 医誠会病院 がん放射線治療 »
当院では、放射線治療を専門とする医師が照射に専念、2人の技師によるダブルチェックを行なうなど、専門的かつ慎重な診療体制を整えました。各専門科との連携もたいへん重要です。関係する診療科が集まり、患者さん一人ひとりの治療についてカンファレンスを行ない、科を越えたチーム医療を実践しています。
放射線治療装置 「リニアック」
ライナックともいい、電子を加速させることで高エネルギーのX線や電子線を発生させ、病巣に照射できる装置です。病巣の形状に合わせて照射範囲を設定して、照射することが可能です。患者さんは、ベッドに横になり照射を受けます。照射中に痛みなどはありません。
がんの放射線治療とは
手術、抗がん剤と並ぶ、がん治療の3本柱の一つで欧米では約半数の人が初回の治療として選択している治療法です。
- 病巣に放射線を照射することで、がん細胞を破壊します
- 身体への負担が比較的少なくすみます(臓器の機能保存、形態保存に優れる)
- 1回の治療時間が短く、通常の生活をしながら通院できます
- 症例により、抗がん剤との併用で手術成績に匹敵する治療効果が見込めます
- がんの進行による疼痛など不快な症状対策にも有効です
- 高齢化社会の到来に伴いご高齢の癌患者さんが増えていますが、ご高齢の方にも体に優しいがん治療として放射線治療が選択されます